新春恒例  昆虫館で蝶撮影 【EOS 6D試し撮り】

2014年1月1日

新年明けましておめでとうございます。

相変わらず更新頻度の少ないブログですが、今年もボチボチとマイペースで続けたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、我が家の恒例行事となっている昆虫館での蝶撮影に行ってきました。
今回は、年末に購入したEOS 6D の試し撮りがメインです。

初めてのフルサイズ機でもあり、実践前に既存のAPS-C機(7D、70D)との使い分けを検討するためにレンズ構成も含めていろいろと試してみました。


まずは3本のマクロレンズで試し撮り。

EOS 6D + SIGMA 70mm f2.8 DG MACRO
e0156157_18491994.jpg


EOS 6D + TAMRON SP AF Di 90mm f2.8 MACRO
e0156157_18493135.jpg


EOS 6D + EF100mm f2.8L IS USM
e0156157_1849433.jpg


いずれのレンズも素晴らしい描写です。
特に純正マクロは手振れ補正も強力、6Dとの組み合わせで解像度・ボケも申し分ありません。


いろいろなシーンを純正マクロで撮影。

EOS 6D + EF100mm f2.8L IS USM
e0156157_18535783.jpg


e0156157_18541519.jpg


e0156157_18542884.jpg


e0156157_18545120.jpg


e0156157_18551552.jpg


e0156157_18554598.jpg


e0156157_1856961.jpg

暗い条件でしたので上記は全てISO1600で撮影しています。

6Dの高感度性能は素晴らしく、ISO1600までは等倍鑑賞でもノイズが気にならずISO3200までは常用できるレベルです。
画像処理前提であればISO6400でも躊躇なく使えます。
感覚的には6DのISO6400と 7DのISO800、70DのISO1250が同程度ではないかと思います。


次に望遠レンズでの試し撮り。

EOS 6D + EF300mm f4L IS USM 
e0156157_18564244.jpg


e0156157_185654100.jpg

こちらも精細でとってもなめらかな描写です。

望遠ではEF70-200mm F4L IS USM もあるのですが、蝶撮影では出番が少なくアゲハ類の撮影程度でしょうか。 
シジミ中心の私にはあまり魅力的なレンズではありません。


広角系は残念ながらフルサイズ対応の広角レンズを持っていません。
そこで魚眼ズームで代用です。

EOS 6D + EF8-15mm f4L USM
e0156157_1933824.jpg

広角端15mmで被写体に寄って撮れば歪みは少なくなりますが、それでも若干気になります。

そこでケンコーのテレコンを付けてみました。

EOS 6D + EF8-15mm f4L USM ×1.4 + kenko 1.4× TELEPLUS PRO 300
e0156157_1953262.jpg

周辺の歪みは軽減されましたが、AFの迷いが多くなり、実践的ではありません。

広角撮影は 7D or 70D に EF8-15mm f4L USM or EF-S 10-22mm f3.5-4.5 USM での撮影、
またはGR DIGITALⅢでの撮影となりそうです。


最後に飛翔撮影
魚眼ズームを使って自然光・置きピンでの撮影です。

EOS 6D + EF8-15mm f4L USM
e0156157_19265772.jpg

ISO6400で撮影していますが、ノイズも許容内です。
シャッター速度優先 1/2000でも、絞りはなんとf/18 !!
7Dでは考えられなかった性能です。

6Dは
 連射スピードがKissより遅い。
 AFポイントも11点しかない。中央1点こそ素晴らしい精度ですが周辺のAFはお世辞にも精度が良いとは言い難い
 等の欠点もあります。
しかし、フルサイズらしい解像度・高感度性能は素晴らしく、私のように蝶撮影がメインで、ほぼ中央の測距点しか使わない場合にはとても魅力的です。



今回の試し撮りの結果、今年は次のような構成で撮影することになりそうです。

超望遠(テリ位置が遠いゼフィルス等)
 EOS7D or 70D  +  EF300mm f4L IS USM (+EF1.4×Ⅲ)

望遠(敏感なチョウで、マクロでは寄れない場合)
 EOS6D + EF300mm f4L IS USM (+EF1.4×Ⅲ) 
 EOS6D + EF70-200mm f4L IS USM (+EF1.4×Ⅲ) (アゲハ専用?)

マクロ(基本形・できればこの構成で撮影したい。)
 EOS6D + EF100mm f2.8L IS USM

広角(生息環境も表現したい場合)
 EOS7D or 70D  +  EF8-15mm f4L USM or EF-S 10-22mm f3.5-4.5 USM

飛翔(ゼフィルスの卍巴など接写できる場合限定ですが。)
 EOS6D  +  EF8-15mm f4L USM (+kenko 1.4× TELEPLUS PRO 300) 

スナップ
 GR DIGITALⅢ


欲を言えば自然な描写の寄れる広角ズーム、寄れる明るい標準レンズも揃えたいところですが、現時点では条件に合うものがほとんどありません。
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM や EF-M22mm F2 STM などEFMマウントでは魅力的なレンズが出始めましたが、本体のEOS M のAFターゲットが大きすぎる等、蝶撮影にはまだまだ厳しいと思っています。
オリンパス機並みのAFターゲットになれば、大いに活躍できそうですが、しばらくは様子見ですね。


ちなみに、今回アップした写真のほとんどが自然光での撮影です。
理由は単純でストロボの使い方が下手で、使いこなせておりません。まだまだ練習が必要です。
シーズンまでは昆虫館に通って、ストロボの使い方、機材の使いこなしの撮影練習を続けたいと思います。
[PR]
by lycaenidae | 2014-01-03 21:44 | Comments(8)
Commented by yoda-1 at 2014-01-04 09:16
あけましておめでとうございます。
同じcanon派として大変参考になりました。
特に、魚眼ズーム+1.4×でピントが迷うのですね。
所持している機材は7D、60D+70-200F4、300F4、24-70mmF4マクロ付+1.4× とわずかですが、コンデジZR1000の簡便さでそちらの使用も増えている状況です。
今年もlycaenidaeさんの綺麗な画像を楽しみにしています。
Commented by himeoo27 at 2014-01-05 13:33
明けましておめでとうございます。
温室とはいえ、コノハチョウの表翅綺麗ですね!
今年もよろしくお願いいたします。
Commented by lycaenidae at 2014-01-05 21:33
yoda様

明けましておめでとうございます。

魚眼ズームとテレコンの組み合わせは、期待していただけに残念でした。屋外で明るい条件であれば少しはましかも知れませんが。

今年もボチボチと更新しますので、よろしくお願いいたします。
Commented by lycaenidae at 2014-01-05 21:35
ヒメオオさん

明けましておめでとうございます。

コノハチョウの翅表はなんとも綺麗です。
なかなか、良い場所で翅を開いてくれませんが、見つけると思わずカメラを向けてしまいます。
Commented by otentoumaru at 2014-01-06 18:55
フルサイズ党に入られましたか 羨ましいですねえ
ISO6400は凄い! 暗い場所ではとても有効でしょうね
年金生活者の我が身は我慢、我慢です
ただシジミの飛翔に10.5+TC1.4では主役が小さいので翔さんが常用されてる17-50mmを買おうかなあと考えてます
一方でミラーレスに10.5でもそこそこ撮れるのでもったいないかなあと迷ってます  

今年もよろしくお願いします
Commented by lycaenidae at 2014-01-13 14:18
otentoimaruさん

今回の購入の最大の狙いは、高感度でも綺麗な写真が撮ることです。7Dは素晴らしいカメラですが、唯一高感度ノイズが大きいのが欠点でした。
これで、高感度もドンドン使えそうです。

17-50mm シグマも安くなっていますし、画質もいいようですね。

今年もよろしくお願いいます。
Commented by まっちゃん at 2014-01-20 10:11 x
 遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 このような「昆虫館」があるとオフシーズンも楽しめて良いですね。
こちら、「鳥撮り」専門になっております。(笑

 レンズの使い方、メーカーは違っても勉強になりました。
持ってる機材を眠らせるのではなく、その場に応じて使いこなさなければ、宝の持ち腐れ、になりそうです。
ありがとうございます。
Commented by lycaenidae at 2014-02-08 00:03
まっちゃんさん

レスが遅れてすみません。

最近、バタバタしていて、ログインできていませんでした。
昆虫館、冬場は重宝します。
あたたかいし、南国の蝶を堪能できますし、冬場の癒しスポットです。

カメラ本体と違って、レンズは10年以上は使えるので、購入するときは自分の使い方から考えてベストのものをそろえるようにしています。

今年もよろしくお願いいたします。
<< ギフチョウ と シルビアシジミ ヤクシマルリシジミ >>