平日但馬行 1勝2敗 メスアカミドリシジミ

2009年6月12日

 昨日休暇を取って但馬へゼフを求めていってきました。
 目指すは、フジミドリの早朝開翅、ウラクロ、メスアカミドリの3種。
 当然、時期的にはフライング気味でNull覚悟で行ってきました。

 早朝3:00過ぎに自宅を出発、フジミドリのポイントへは5:30に着いてしまいました。037.gif
 天気は良かったのですが、あいにく気温が低くしばらく蝶の姿は全く見当たりません。
 7:00頃にようやく、ヒメキマダラヒカゲが飛び始めました。
 しかし、お目当てのフジは一向に見当たりません。015.gif
 9:00前まで粘りましたが、あきらめてメスアカのポイントへ移動しました。
 移動の途中、ウツギの花にたくさんの蝶たちが集まっていました。
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 そこには、アオバセセリも来ていました。005.gif
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 しばらく歩いていると、弱弱しく黒系アゲハが茂みにもぐりこみました。
 覗いてみると新鮮なカラスアゲハのメスでした。
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 さて、メスアカのポイントでも全く姿が見えません。
 完全敗北を覚悟した頃、少し離れたポイントでようやくメスアカ発見!
 テリ位置が高いので、まずはデジスコで証拠写真。003.gif
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 そうこうするうちに、低い場所にもとまてくれました。
 急いで車にもどり、洗車台を持ち出し、低いテリ位置の前にセット、約2mの距離で圧映できました。
 ただし、逆光ぎみで下から見上げる角度なので、金緑色ではなく、青みがかった色となりました。
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 その中で、試しにフラッシュを炊いて撮影した写真を後から確認すると綺麗な緑色になっていました。
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 しばらく粘っていると、目の前の下向きの葉にとまってくれました。004.gif
 スレた個体でしたが、初めて至近距離で見るメスアカに思わず見とれてしまいました。
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 というわけで、本命のフジそれから確実に見れるだろうと思っていたウラクロにはあえなかったものの、初めてメスアカを間近で見ることができました。
 本日のゼフは1勝2敗、次回に期待することにしましょう。029.gif
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# by Lycaenidae | 2009-06-13 20:11 | Comments(4)

強運? ヒロオビミドリシジミ

 2009年6月7日

 
 昨日、播磨のヒメヒカゲのマーキング調査に参加しました。
 先週よりさらに人員が増えています。
 メンバー各自で生息地の見回りや調査を行っており、休日はもとより平日も毎日生息地を巡回されています。
 ますます保護活動が盛り上がってきたように思います。017.gif

 ヒメヒカゲ以外でもウラナミジャノメもいます。
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 そこで、ブログ等でお世話になっている 蝶にあそぶ の Mさんに初めてお会いしました。
 

 
 以降は、今日の撮影記録です。

 今日、早朝4:30出発で北摂の保護区内の有名産地へ行ってきました。
 半ば、フライングでNullを覚悟しての出撃でした。
 ポイント周辺で、少し道に迷っていると一台の車が前を走っています。
 ほどなくポイントへの入口へ到着。車から降りてこられたのはなんと、昨日もお会いしたMさんではないか!005.gif

 幸運にもMさんとまたお会いし、おまけにゼフ撮影ポイントまで連れて行っていただいた。

 天気予報では”晴れ”でしたが、なぜか雲が厚く、気温も低い。ゼフの姿がまったく見えない。
 そんな中で、Mさんが下草に止まる羽化直の♂を見つけられた。
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 本日は、この個体一本にとことん付き合うつもりで陣取った。
 しばらくしてもう一人撮影でこられた方と3人でひたすら開翅を待った。
 見つけてから2時間以上が過ぎた頃、ようやくヒロオビが翅を広げ始めた!004.gif
 ゆっくりと、翅を広げる途中、その角度で色が変わっていく。

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 すばらしい光景が目の前で広がっている。
 しかも、このヒロオビ君、一旦開翅が終わってもその後何度も開翅を披露してくれた。

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 このヒロオビが飛び立ったのは、見つけてから実に4時間以上がたってから。
 たっぷりと堪能できました。

 途中、少し水を差す出来事が...
 ここ三草山は、条例でゼフィルスをはじめ動植物の採集が禁じられています。 そこへネットを持って採集者が現れました。
 当然、採集禁止と知っていて、「ゼフの発生状況を見にきただけ」と言っていましたが...。
 昨年、ここでゼフィルスを採集したとのことで逮捕者が出ています。
 ここで許可無く採集することは犯罪です。採集者の皆さん、保護区内での採集は慎んでくださいね。034.gif

 


  さて、タイトルの”強運”とはヒメヒカゲがMさんと引き合わせてくれたこと。

 ポイントに連れて行っていただき、おまけに唯一のヒロオビ君を見つけていただき...Mさんに感謝です!ありがとうございました。041.gif
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# by Lycaenidae | 2009-06-07 19:40 | Comments(12)

ヒメヒカゲ マーキング調査

2009年5月30日

 昨日、ヒメヒカゲ保全活動の一環で実施しているマーキング調査に参加しました。
 朝、少し寝坊し慌てて出かけて、携帯を忘れた上に、高速道路が渋滞。
 いきなり遅刻してしまいました。008.gif

 実は私にとって、初めてのマーキング調査。
 ネットを振るのも子供と一緒に虫捕りしていたころ以来。

 なかなか、要領を得ず、悪戦苦闘しながらなんとか午前中の調査を完了しました。

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 昼休みを利用して近くのポイントを回って発生状況の確認も行いました。

 その後、マーキング調査のポイントへ戻ると、ハイキングを装って生息地に入ってきた採集者がネットを取り出したのをメンバーが見つけたところでした。すぐさまメンバーから丁重に生息地から退却をお願いした。
 地権者による採集禁止看板も設置されており、マーキング調査を行っているのも一目瞭然。
 なにより、少し遠くまで離れたところでお散歩ネットを取り出したところから考えると確信犯と思われます。022.gif

 
 さて、気を取り戻して、午後からのマーキング調査を再開。
 途中、ウラナミジャノメも見つかりました。
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 この頃には、日差しも強烈・気温も高く、思った以上に体力を消耗しました。

 先週同様、ヘロヘロになって調査終了。
 午前・午後、各1時間ではありましたが、かなりハードな調査でした。

 帰りには先週のウラゴポイントへ寄りましたが、まだ時間が早く、見かける個体も少なかったのですが、とりあえず数カット撮影できました。
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# by Lycaenidae | 2009-05-31 19:47 | Comments(12)

ヒメヒカゲ保全活動とウラゴマダラシジミ

2009年5月23日

 昨日、播磨でのヒメヒカゲ保全活動に参加しました。
 既に数日前の平日から生息地調査等の活動が始まっており、昨日も各生息地を廻りました。
 今年は、メンバーが増えたこともあり、平日の調査も充実、マーキング調査も平行して実施することになっています。
 
 さて、生息地調査では、約5時間歩き回り、最後に廻った生息地では、Tさん、Sさんに付いて行くのに必死。
 自分の体力の無さを嘆きつつ、ヘロヘロになって本日の調査が終了。042.gif

 調査終了後、Sさんのご案内でTさんとの3人でウラゴ撮影に向かうことになりました。

 ポイントへ着くと、既にウラゴが飛んでいる。
 しかも、新鮮な個体が相当数、入れ替わり飛んでくる。
 すばらしいポイントである。

 しばらくして、吸蜜でとまってくれた個体がおり、無事本日の初撮影。
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 その後、Sさんが静止個体を見つけていただき、そちらへ行ったとたん、翅を開いた!001.gif
 少し暗く、慌てていたのでブレた写真しか取れなかったが、ウラゴの開翅写真は撮れていなかったのでとても嬉しかった。
 調査での疲れは吹っ飛びました。
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 その後も別の個体を見つけていただき、こちらも無事撮影。
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 しばらく、各自めいめいに撮影していたが、羽化直と思われる綺麗な♂を見つけたので、Tさんと畑の畦に座り込む形で撮影していました。
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 ふと、横に座っているTさんのほうを見ると、肩越しにみえるイボタの緑に突然、水色が広がったのです。
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 なんと、いままで気付かなかった新鮮な♀が翅を開きだしたのです。005.gif
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 すぐにフラフラと飛び立ちましたが、今度は目の前にとまってくれました。

 それからは、3人で一心不乱にこの別嬪さんを撮影。
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 これぞ、至福!041.gif
 ご案内いただいたSさんに感謝・感謝です。

 
 
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# by Lycaenidae | 2009-05-24 12:18 | Comments(12)

ヒメヒカゲ生息調査 【お知らせとお願い】

 今年も兵庫県南部東播磨の一部地域におきまして、ヒメヒカゲの生息調査が行われます。
 ご存知の通りヒメヒカゲは近年全国的に数を減らしている草原性チョウの一種です。近畿地方でもすでに多くの場所で姿を消し、
 東播磨地方が残された最大の生息地になっています。

 昨年の調査において予想以上に生息地が少なく、しかも個体数がわずかで脆弱な生息地が多数を占めていることが判りました。
 今年の調査では、
  今年も代をつないでいるか? 
  復活した生息地はないか?
  新たな生息地はないか?
 などの昨年同様の調査に加え、発生総個体数や一個体の移動距離を推測するためのマーキング調査を予定しています。
 本調査へのご理解と、採集自粛にご協力いただきますようお願いいたします。 
 
 
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 ヒメヒカゲの生息地は非常に限られた場所です。
 さらに、飛翔が緩やかで採集しようと思えば何十、何百と採集できてしまう蝶で、生息環境が激減した状況では採集圧が個体数
 減少に大きく影響を与えてしまいます。

 当地に限らず、今後もヒメヒカゲの愛らしい姿が見られるように、私たちが出来ることは節度ある行動をとり、生息地を荒らしたり、
 過度な採集などは行わないようにすることが大切だと思います。
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# by Lycaenidae | 2009-05-17 20:40 | Comments(2)