強運? ヒロオビミドリシジミ

 2009年6月7日

 
 昨日、播磨のヒメヒカゲのマーキング調査に参加しました。
 先週よりさらに人員が増えています。
 メンバー各自で生息地の見回りや調査を行っており、休日はもとより平日も毎日生息地を巡回されています。
 ますます保護活動が盛り上がってきたように思います。017.gif

 ヒメヒカゲ以外でもウラナミジャノメもいます。
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 そこで、ブログ等でお世話になっている 蝶にあそぶ の Mさんに初めてお会いしました。
 

 
 以降は、今日の撮影記録です。

 今日、早朝4:30出発で北摂の保護区内の有名産地へ行ってきました。
 半ば、フライングでNullを覚悟しての出撃でした。
 ポイント周辺で、少し道に迷っていると一台の車が前を走っています。
 ほどなくポイントへの入口へ到着。車から降りてこられたのはなんと、昨日もお会いしたMさんではないか!005.gif

 幸運にもMさんとまたお会いし、おまけにゼフ撮影ポイントまで連れて行っていただいた。

 天気予報では”晴れ”でしたが、なぜか雲が厚く、気温も低い。ゼフの姿がまったく見えない。
 そんな中で、Mさんが下草に止まる羽化直の♂を見つけられた。
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 本日は、この個体一本にとことん付き合うつもりで陣取った。
 しばらくしてもう一人撮影でこられた方と3人でひたすら開翅を待った。
 見つけてから2時間以上が過ぎた頃、ようやくヒロオビが翅を広げ始めた!004.gif
 ゆっくりと、翅を広げる途中、その角度で色が変わっていく。

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 すばらしい光景が目の前で広がっている。
 しかも、このヒロオビ君、一旦開翅が終わってもその後何度も開翅を披露してくれた。

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 このヒロオビが飛び立ったのは、見つけてから実に4時間以上がたってから。
 たっぷりと堪能できました。

 途中、少し水を差す出来事が...
 ここ三草山は、条例でゼフィルスをはじめ動植物の採集が禁じられています。 そこへネットを持って採集者が現れました。
 当然、採集禁止と知っていて、「ゼフの発生状況を見にきただけ」と言っていましたが...。
 昨年、ここでゼフィルスを採集したとのことで逮捕者が出ています。
 ここで許可無く採集することは犯罪です。採集者の皆さん、保護区内での採集は慎んでくださいね。034.gif

 


  さて、タイトルの”強運”とはヒメヒカゲがMさんと引き合わせてくれたこと。

 ポイントに連れて行っていただき、おまけに唯一のヒロオビ君を見つけていただき...Mさんに感謝です!ありがとうございました。041.gif
Commented by fanseab at 2009-06-07 21:22
ヒロオビ開翅撮影おめでとうございます。
引きの強さは、生まれつきのものかも。小生は全くないようです(^^;;
当地には3年連続で通いながら、ヒロオビを撮り損ないました。
ダニに取り付かれた嫌な思い出だけが・・・・。
それにしても、至近距離での開翅は羨ましいです。
Commented by cactuss at 2009-06-07 21:24
すばらしい光沢ですね。
運も実力のうちですよ。Lyceaenidaeさんのヒメヒカゲを守ろうとした気持ちがヒロオビに引き合わせてくれた様な気がします。
Commented by Lycaenidae at 2009-06-07 23:03
fanseabさん、ありがとうございます。
今日は、発生初期のためこの個体に集中できたこと。曇天で気温が低かったことが幸いし、開翅撮影の好条件とんりました。目の前30cmで繰り広げられる開翅はとても素晴らしかったです!
Commented by Lycaenidae at 2009-06-07 23:06
cactussさん、ありがとうございます。
気温が低かったので少々近づいても逃げられませんでした。
ヒメヒカゲの調査もほんの部分的なお手伝いだけしか出来ていないのですが、保護活動やっていると良いことがあるよと、蝶がプレゼントしてくれたのだと思います。
Commented by otsuka at 2009-06-07 23:12 x
おぉ、ヒロオビがもう出ていましたか。
今年のゼフの発生はやめなのかなぁ。
当然のようにピカピカで、全開のドアップとはうらやましい限りです。
やはり、きれいな開翅を撮るには根気良く待たないといけないようですね。
Commented by banyan10 at 2009-06-08 18:57
ウラナミジャノメの交尾も素晴らしいですが、こちらでは見れないヒロオビの輝きに惹かれます。
これだけ撮れれば4時間かける価値がありますね。
Commented by Lycaenidae at 2009-06-08 23:11
otsukaさん、こんばんは。
実はこのヒロオビを見つけてからしばらくしても全く動きが無かったので、Mさんと「これは、otsukaさんのように2時間は待つ覚悟がいりますね!」話をしていたんです。
otsukaさんのウラゴ2時間待ちを見ていなかったらあきらめていたかもしれません。(笑)
Commented by Lycaenidae at 2009-06-08 23:15
banyan10さん、こんばんは。
昨年までは撮影種を増やすことをメインにしていましたが、今年は、既撮影種でも出来るだけ綺麗な写真(自然の中で目にする美しさ)を撮れるようにしています。
その分、じっくりと被写体と向き合えるようになったと思います。
Commented by ダンダラ at 2009-06-11 15:56 x
素晴らしい色合いに表現されていますね。
1つの個体に何時間も付き合う・・一つのかけですよね。
そのまま飛んで行ってしまう場合もありますから。
でもその間ってとても楽しい時間でもありますね。
Commented by Lycaenidae at 2009-06-12 22:26
ダンダラさん、こんばんは。
なんとか、見たままの綺麗な色が表現できました。
この日は、この個体しか見つけられなかったので、じっくりと行くしかなかったのです。それが幸いしました!
Commented by thecla at 2009-06-13 00:01 x
ヒロオビの素晴らしい色合いの接近画像、なんともうらやましい絵です。
4時間待ち、せっかちな私にはとても出来そうにありませんが、待っただけの甲斐がありましたね。
Commented by Lycaenidae at 2009-06-13 20:14
theclaさん、こんばんは。
一人だったら、きっと待ちきれず、動かしたりしてこの瞬間まで待てなかったと思います。
1頭を3人で囲んで待っていたので、手を出さずに待つしかなかったのが正直なところです。(笑)
そのおかげで、ヒロオビらしい色の写真を撮ることができました!
by Lycaenidae | 2009-06-07 19:40 | Comments(12)

春から秋にかけては蝶を、冬は鳥を中心に撮影します。


by lycaenidae
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