今日も盛りだくさん。 林のブルーと草原のオレンジ

2011年7月9日

今週もウスイロヒョウモンモドキのトランセクト調査に行ってきました。

調査前の時間を利用して、近くのカラスシジミポイントへ行くと知人が3名、すでにカラスシジミを探索されておりました。

ただし、既に時期が遅かったようで見かける個体はボロ個体ばかりとのこと。
皆さんは、早々に次のポイントへ移動されましたが、私はしばらく粘ることにしました。

カラスシジミの発生木のある林から少し離れた別の林を探すことに。

すると、何故か比較的きれいなカラスシジミが出てきました。
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早朝の叩き出しでここまで飛んできたのかな?

この林ではミドリシジミもおりました。
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しばらくすると、新鮮なメスが目の前に下りてきました。
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開翅しないかと、30分程、待っていると。
待望の瞬間がやってきました。
ミドリシジミ メス AB型の開翅です。
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綺麗なブルーに思わずため息が出ました。

朝から思わぬ幸運に恵まれました。


意気揚々とウスイロの調査に向かいます。
途中の林道ではジョウザンミドリシジミがテリを張っていました。
さすがに時期がおそいのでピカピカではありませんが、きれいなブルーを見せてくれました。
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まずは、調査ポイントに行くまでが一苦労。ここですでにかなり体力を消耗します。
日頃から運動が不足がちな私にはキツイ作業です。
ウスイロの調査を開始、強烈な日差しでヘバリながら草原を歩いていると、ポチポチとウスイロが飛んでいます。
中にはこんな個体も。
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調査終了後、広角で撮影
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この草原では他にもきれいなオレンジの蝶たちがいます。
ウラギンヒョウモン
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そして、本日この草原で最も撮影したかったのが、コキマダラセセリ。
このオレンジ色はセセリの中でピカ一で大好きな蝶です。
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ここで少し休憩し、昼過ぎに先週も訪問したハヤシミドリのポイントへ移動。
夕方になって、キマルリが飛び始めました。
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シャッターを切った瞬間にキマルリが飛び出したので、偶然、飛翔写真が撮れました。
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さて、残るはハヤシミドリシジミです。
先週に比べ、数がぐっと増えているようです。
栗で吸蜜する個体。
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17時を過ぎてようやくテリ活動が始まり、卍巴で道端に下りてきます。
ただ、卍巴で降りてくることが意外と少なく、飛翔写真もあまり機会がありませんでした。
撮影できたものも出来栄えが悪く、その場ではすべてボツと思っていたのですが、自宅でゆっくり確認していると中にこんな写真が撮れていました。
幻想的で個人的には気に入っています。(ノートリです。)
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一方、静止個体の撮影ですが、日没前にようやく撮影可能な場所でテリを張るようになりました。
光線のあたる角度で微妙に色が変わります。
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そして、陽も沈み、カシワ林も夕闇に包まれようかという時、比較的低い場所でハヤシが止まります。
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夕暮れの中、自然光での300mmレンズで手持ち撮影ということもあり、等倍で見るとかなりブレています。
また、被写体のハヤシ2個体とも完品では無く、写真としては未熟な出来栄え。

しかし、夕闇にマリンブルーに輝くハヤシミドリシジミの幻想的な姿をとらえることができ、心に残る写真となりました。

今週も満足いく成果となりました。
by Lycaenidae | 2011-07-10 20:43 | Comments(0)

春から秋にかけては蝶を、冬は鳥を中心に撮影します。


by lycaenidae
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