アサマシジミ 2020

撮影日 2020年06月20日  

アサマシジミ 2020_e0156157_17432744.jpg


天気予報では週末晴れの予報。
例年より遅れ気味の関西のヒサマツミドリシジミ撮影には良い条件ではと思いつつも、
おそらく撮影者・採集者が殺到すると思われるのであえて外すことに。

気が付けば白馬にいました。
本当は1週間前に行きたかったのですが、なんとなくまだ遠征は気が引ける状況でしたので県外移動全面解禁まで待っていました。
人生初めての白馬で、これまた初のアサマシジミに会いに。

最初のポイントはエビラフジを食草とする青い個体が多く見られる場所です。

ポイントでは気温が低く厚い雲がかかっていましたが、徐々に明るくなり、気温も上がってきました。
足元ではたくさんのヒメシジミが一斉に翅を開いています。

ヒメシジミと見分けがつくかどうか自信がなかったので、翅表の色合いを確認しながら必死に探しました。
いくつか草地を歩いて最後の草地で念願のアサマシジミを発見。
アサマシジミ 2020_e0156157_11473795.jpg
アサマシジミ 2020_e0156157_11474047.jpg

時期が遅かったようで鮮度は良くありませんでしたが、青い美しい個体でした。
初めて撮影したアサマシジミが青い雄。

よくみると雌も居ました。

ヒメシジミとアサマシジミがエビラフジで吸蜜中。
アサマシジミ 2020_e0156157_11474478.jpg


その後、遠目に新鮮な雄を発見、徐々に近づいて撮影。
アサマシジミ 2020_e0156157_11474786.jpg
アサマシジミ 2020_e0156157_11475089.jpg
アサマシジミ 2020_e0156157_11475442.jpg

跳び立つ瞬間も。

アサマシジミ 2020_e0156157_11475634.jpg

青さはそこそこでしたが、細やかな青鱗がちりばめられた新鮮で美しい個体でした。


綺麗な雌がエビラフジで全開翅。
アサマシジミ 2020_e0156157_11475961.jpg


別の雄。

アサマシジミ 2020_e0156157_11480281.jpg
アサマシジミ 2020_e0156157_11480616.jpg

擦れていた雄が吸蜜中。
アサマシジミ 2020_e0156157_11480960.jpg



場所を移動。
このポイントはやや黒い個体が多かったです。
夕方の開翅タイムでもあったのですぐに翅を開きます。
アサマシジミ 2020_e0156157_11481294.jpg

アサマシジミ 2020_e0156157_11481659.jpg

アサマシジミ 2020_e0156157_11481842.jpg

アサマシジミ 2020_e0156157_11482507.jpg

アサマシジミ 2020_e0156157_11482886.jpg


気が付けば翅裏をしっかり撮れていないので、粘って何とか撮影。
アサマシジミ 2020_e0156157_11483243.jpg
ポイントが少し違うだけで全く印象が異なりました。

念願のアサマシジミ、しかもかなり青い個体が撮影できて至福の時間を過ごすことができました。
1週間程時期が遅かったようですが、幸い綺麗な個体を見つけることができました。

今回の撮影にあたり、お世話になりました皆様、ありがとうございました。
おかげさまで初挑戦で美しい姿を撮影することができました。









by lycaenidae | 2020-06-22 14:38 | Comments(0)

春から秋にかけては蝶を、冬は鳥を中心に撮影します。


by lycaenidae
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31