カラフトルリシジミ 2022

撮影日 2022年7月24日

カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21471020.jpg

北海道へ行ってきました。蝶撮影としては初めての北海道。
狙いは道東のカラフトルリシジミ。
山地ではなく、低地の高層湿原に生息する個体群です。

生息地はこんな環境。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21471481.jpg

アカエゾマツ林に囲まれた高層湿原です。

その中でもアカエゾマツ林縁部に点在するミズゴケなどが堆積したコブの上、食草のガンコウラン、エゾイソツツジやツルコケモモ等が生えている場所で発生しています。

湿地に入ってすぐに開翅する本種を見つけましたが擦れた個体ばかり。

覚悟はしていたものの、やや時期が遅かったようです。

その後、しばらく探索して新鮮な♀を見つけることができました。

カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21471747.jpg


特徴的な可憐な翅裏を写し止めることができ、ひとまず安堵しました。
羽化後間もないのか、翅を開く気配が無いので他を探すことに。

さらに奥へ進み、ひたすら歩き回ってようやく新鮮な♂を発見。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21482051.jpg

翅表の色合いはミヤマシジミのものに近いようにも思いましたが、さらに渋い青紫色に輝きます。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21482922.jpg


植生は乾燥化に伴い侵入してきたスゲが大勢をしめるため食草付近にとまると葉かぶりしてしまいます。
アカエゾマツの幼木等の高い位置にとまった時が撮影チャンスです。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21483498.jpg


この個体ともう一個体新鮮な♂が居ました。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21483937.jpg


この個体もまずまず。
名まえは判りませんが、小さな白い花で吸蜜していました。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_22164789.jpg



♂の開翅撮影に成功したので朝一番に見つけた♀の様子を見に行くと、少し移動して翅を開いていました。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21484769.jpg


別の♀が吸蜜。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21485250.jpg

カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21490992.jpg


食草の一つのガンコウランと。
左に写っているのがエゾイソツツジ。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21492607.jpg


最後にアカエゾマツ湿地林をバックに広角で。
カラフトルリシジミ 2022_e0156157_21493014.jpg

この生息地も乾燥化してきているようですが、周辺の湿地よりは湿地環境が良好に維持されているようで、多くの個体と出会うことができました。

念願のカラフトルリシジミ、新鮮な♂♀の表裏の撮影成功です。












by lycaenidae | 2022-07-26 23:21 | Comments(0)

春から秋にかけては蝶を、冬は鳥を中心に撮影します。


by lycaenidae
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28