キタヒョウモン 他 2022
2022年 07月 31日
撮影日 2022年7月24日、25日











カラフトルリシジミの生息地近くの草地ではたくさんのヒョウモン類が飛んでいました。
全て本州でも見られる種だろうと思い、あまりまじめに撮影しませんでした。
ただ、その中で小ぶりのヒョウモンが混じっていて、ヒョウモンチョウだな と思っていくつか撮影していました。
帰宅後、調べてみて気づいたのですが、この地方のヒョウモンチョウは最近本州のヒョウモンチョウとは別種であることがわかり、本州中部産はコウゲンヒョウモン、東北・北海道産はキタヒョウモンと区別されるようになっていることを改めて思い出しました。
不勉強で恥ずかしいのですが、シジミチョウ以外はあまり興味が無かったので。。。
翅表はコヒョウモンとの識別が難しいのですが、幸い当地にはコヒョウモンは生息していないのでキタヒョウモンと断定できました。
という訳でもう少し写真をとっておけばよかったキタヒョウモンです。


また、どこに行っても多かったのがフタスジチョウ。
残念ながら時期が遅かったので擦れ・欠け個体ばかり。
その中で比較的綺麗だったのがこの個体です。

シータテハも居ました。
こちらも翅を開くまで待てず、翅裏のみ。

先日掲載したカラフトルリシジミの写真が、気付けばアカエゾマツどまりばかりだったので、下草どまりをいくつか追加で掲載します。



エゾイソツツジでの開翅。
背景にはボケてはいますが、ガンコウラン、モウセンゴケ、ミズゴケが写っています。


下草の代表的な例
エゾイソツツジ、ヒメシャクナゲ、ガンコウラン、コケモモ
これらがミズゴケに覆われて周辺より盛り上がったコブのような場所に生えています。

ところどころで鮮やかな実を付けていたのが、このエゾゴゼンタチバナ

これで今回の北海道遠征の紹介は終わりです。
by lycaenidae
| 2022-07-31 18:40
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